高校受験で不合格になりやすいご家庭

だれもがわが子の合格を願っているものですが、
中3になって成績が伸び悩んだり、本番で不合格になる子がいます。

 

学力や成績がどうしても届かず、要するに「実力不足」で落ちる子はいますが、
そこまでいたる以前に、家庭での親の接し方に問題がある場合もあります。

 

受験をひかえているわが子に、どう接すればよいのか。

 

20回ほどの高校受験指導の経験から、
ここではうまくいかない例を出して説明します。

 

 親の希望をおしつける・見栄で受験させる

 

受験生の本人を含め、家族全員で話し合いをして
みんなが納得した状態で受験するようにしてください。

 

親の出身校に行かせたい気持ちがあるが、
こどもは行きたくなくて反抗している。

 

絶対に上位の進学校でないといけないと言い張り、
無理やりでもこどもに受験させようとする。

 

「うちの子は○○高校を受ける」と知り合いに言いたくて
本人の希望や適正を考えずに見栄で決めてしまう。

 

親子が同じ方向を向いて協力していると、受験はうまくいきます。

 

不安・イライラをこどもにぶつける

 

受験が近くなるとイライラする気持ちはよく理解できます。

 

まして、こどもが勉強せずにダラダラしていたり、
ゲームやパソコンを楽しんでいるとムカムカすると思います。

 

また、すべての親が「落ちたらどうしよう・かわいそう」と心配します。

 

よき相談相手がいないなら、不安は大きくなるばかりでしょう。

 

「そんなんじゃ、合格できないよ!」

 

「この成績じゃ、落ちるよ!」

 

「あなたの人生なんだから勝手にしなさい!」

 

つい、こどもを脅かすような言葉を言ってしまったり、
投げやりな言葉を言ってしまいます。

 

これらは、こどもが心配というより自分のストレスの軽減が目的ではないでしょうか。

 

繰り返しになりますが、不安な気持ちはよくわかります。

 

私は受験指導で毎年その気持ちを味わっていますので(笑)

 

どうぞ、我慢なさって明るく前向きな声かけをなさってください。

 

お子さん自身も不安でいっぱいなのです。

 

「あんた、頑張れば合格できるんだから、がんばりなさい」

 

「お前が精一杯努力することが、私の望み。」

 

「合格してもダメでも、私達があなたを愛していることは変わらない」

 

 親にできるのは環境を整えること

 

親にできることは前向きな言葉かけ。

 

もう一つは、勉強環境を整えてあげることです。

 

勉強部屋にゲームやパソコン、マンガなどがあれば、どんな子でも遊びます。

 

それらは受験が終わるまで他の部屋に移しましょう。

 

集中して取り組める場所を確保するのです。

 

学習塾の自習室を利用するのもいいでしょう。